メンタル天気予報コンケア

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2015.11.28

属⼈的マネジメントに限界を感じていた

私がコンケアと出会ったのは、 2013 年 5 月のメンタルヘルス系の展示会でした。ちょうどその頃、自社に合った勤怠管理システムを探していたことと、 従業員数の増加と共に現場管理者毎の経験に頼る属人的マネジメントに限界を感じていたときで、 勤怠管理とメンタルマネジメント、 両方が一緒にできる 『コンケア』 という仕組みに強く興味を持ちました。 単純にシステム化することによる効率化だけではなく、 発想自体におもしろみを感じましたし、 データとして目に見えた形でアウトプットされるもの以外にも、 朝一番の製造現場に今までと違う変化が出てくるのではないかという好奇心のようなものもありました。

従業員から反発や拒否反応があるのではないか

毎日の出退勤に天気マークを使うという手法に対して、 従業員から反発や拒否反応があるのではないかと導入前は正直不安がありました。 ただ、 それは杞憂でした。 導入直後、 特に年齢が高い従業員が不安そうにしていましたが、「今日はあなた快晴マークなの?なにか良いことでもあったの?」「今日はあまりがんばれなかったから雨マーク!」 など、タブレットの前で従業員同士が軽口を言い合う光景が生まれ、 新しいコミュニケーションの場作りになっているとも思いました。

従業員の⼼の変化に対して無防備で臨まなくてもよくなった

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従業員のコンディション変化の予兆を現場管理者が掴めることで、 火事が起きる前の煙の段階でアクションが取れるようになったという実感があります。 それまでは小さな揉め事から離職や不調に至ることがあり、 その予兆を掴むことに課題がありましたが、 コンケア導入後は、 定期的な面談のタイミングをコンディションの動きに合わせて行うなど、 面談の仕方、 声の掛け方に工夫が生まれました。 なにより従業員の心の変化に対して無防備で臨まなくてもよくなった安心感があります。コンディションが落ち込んだときだけでなく、 上昇するタイミングも掴めるので、そのときはその従業員にひとつ上の役割を与える契機だと捉えるようにしています。 今後、 この経験値を蓄積し、予防的アプローチに磨きをかけていきたいと考えています。

離職率が50%減少しました

コンケア導入前に比べ、明らかに離職率が減少しています。(図1参照)
従業員数の増加やその他事業環境の変化も離職率減少の要因になっていると思われますが、コンケア導入により、コンディションの変化に対して予防的に対応ができるようになったことも離職率軽減にプラスに作用したものと考えています。また派遣社員の方に対してもコンケアを活用しています。派遣元企業様に許可を取った上で運用し、コンディションの結果を派遣元担当者様にも適宜フィードバックすることで、派遣社員の方のマネジメントにも有益なツールと捉えて頂けています。

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環境変化に耐えられる強い事業基盤作り

製造業全体としての好景気は、当面続くものとみています。一方で、同業同士での価格・品質・納期に関する競争も激しくなっていると感じています。事業環境の大きな変化はこれから必ず来ると考えており、事業を盤石なものとするためには、環境変化に耐えられる強い事業基盤作りを先手先手で取り組んでいく必要があると考えています。新規事業として進めている化学発光ライトを用いたオリジナルの表示装置開発もその先手を取るための取り組みと位置づけています。人間力、会社力鍛えるためにコンケアはその入口を作ってくれたものと考えています。今後は、製造現場に特化したカスタマイズなど、より業務に密接した機能を持つサービスに成長されることを期待しています。